日本財団 図書館


直接現地に赴き「国際協力結核予防セミナー」を開催し、化学療法、患者発見、また、WHOの新しい結核戦略であるDOTSについて等の講義を行い、インドネシアの結核対策の発展に寄与する。

 

4-2 参加者 別添を参照
インドネシアではこの時期には大統領選挙を控えており、(公務員は)選挙後の人事異動に備えて忙しい時期にあったにもかかわらず76名の参加があった。
また、今回は2回目の開催ということで医師や専門家以外を多く招いたということだった。

 

4-3 プログラム
8:45 開講式
9:50 セッション1 WHO/Global TB Control Strategy
講師:Dr.Spinaci
10:30 セッション2 Case-finding,Case-folding and Cohot analysis
講師:Ms.Parkkali
11:05 セッション3 New Policy of NTP in Indonesia
講師:Dr.L.H.Siregal
11:27 セッション4 Extra Sessionの形で「国家結核対策への民間医師の協カ」についてDr.ハマンという方から講演があった。
11:40 Q&A
講師側からは患者登録の重要性が強調された。また、患者登録の内客が報告によって微妙に違っている場合に対しては詳細にあまりこだわるべきではないことが説明された。
また、「企業の医師が患者発見をする可能性があると思うが、彼らに研修を行う計画はないのか?」というNGOからの質問に対してSiregal課長からいつ、どこでやるのが適当かともに検討して行きましょう。との回答が出されるなど、会場からは非常に熱心な反応があり、Q&Aは約1時間に及んだ。
12:45昼食

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION